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リン酸処理におけるメリットとポイントはこれ!

Byadmin

2020年10月5日

リン酸処理の目的について

リン酸処理とは金属の表面にリン酸亜鉛などの化学物質をコーティングします。これにより、防錆効果をもたらし金属の腐食を防止するのです。最近では、製品の仕上げ品質を向上するために使われることがあります。たとえば、メッキなど表面に光沢をもたらせる物質が金属に付着しやすいようにリン酸亜鉛を塗布します。また、プレスや押し出し加工など型と製品を分離しやすいように塗布されることもあるのです。これらの使用目的に応じて、用いられる化学物質も代表的なリン酸亜鉛だけはありません。リン酸鉄、リン酸マンガン、リン酸カルシュウム等を使い分けることで、仕上げ品質を向上させるメリットがあります。

リン酸処理の工程について

リン酸処理の工程は製品を液体に浸すだけなので設備がシンプルで大量生産に向いているのです。また、複雑な形状で機械や人の手が届かないところにも液体が流れ込んでくれ確実に被膜させるメリットもあります。具体的には、まず金属表面の洗浄としてアルカリ脱脂剤と水を使用することで表面の不純物を取り除きます。そして、りん酸系の化学物質の入った液体の層に製品を浸します。最後に、水で洗い流して熱風で乾燥して終了となるのです。リン酸処理の使用目的や化学物質の種類によって処理温度や時間が異なることがポイントです。

リン酸処理は管理が重要

リン酸処理は便利な加工方法ですが化学物質を取り扱うため管理が重要です。液体は環境に悪影響を与えるため、専門業者に廃液の処理をすることがポイントです。また、人体にも影響を与えるので保護具や換気など作業環境を整える必要があります。

リン酸処理をすると、錆びやすいスチール製の鋼材等の見た目を美しくし、耐候性を持たせることができます。